黒部市議会 > 2022-09-29 >
令和 4年第5回定例会(第4号 9月29日)

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  1. 黒部市議会 2022-09-29
    令和 4年第5回定例会(第4号 9月29日)


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    令和 4年第5回定例会(第4号 9月29日)   令和4年第5回黒部市議会9月定例会会議録 令和4年9月29日(木曜日)                 議事日程(第4号)                             令和4年9月29日(木)                               午前10時00分開議 第1 議案第66号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第4号)    議案第67号 人権擁護委員の候補者の推薦について                (2件 提案理由説明)             (議案第66号 質疑、委員会付託)         (議案第67号 質疑、委員会付託省略、討論、表決) 第2 議案第58号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第3号)    議案第59号 令和4年度黒部市牧場事業特別会計補正予算(第1号)    議案第60号 令和4年度黒部市病院事業会計補正予算(第1号)    議案第61号 黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等           に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関
              する条例の一部改正について    議案第62号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第63号 黒部市営駐車場条例の一部改正について    議案第64号 黒部市重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について    議案第65号 黒部市道吉田4号線整備事業に伴うあいの風とやま鉄道線黒部・           生地間吉田踏切新設工事委託に関する基本協定の締結について    議案第66号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第4号)              (委員長報告、質疑、討論、表決) 第3 認定第1号  令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について    認定第2号  令和3年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に           ついて    認定第3号  令和3年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定           について    認定第4号  令和3年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第5号  令和3年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につい           て    認定第6号  令和3年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第7号  令和3年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第8号  令和3年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第9号  令和3年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第10号 令和3年度黒部市簡易水道事業会計決算の認定について    認定第11号 令和3年度黒部市下水道事業会計決算の認定について              (委員長報告、質疑、討論、表決) 第4 請願第1号  消費税インボイス制度の実施中止を求める請願              (委員長報告、質疑、討論、表決) 第5 各常任委員会の議会閉会中の継続審査について 第6 観光振興及び交流人口増加による都市活性化について    デジタル社会への調査検討について    議会改革に関わる事項について               (委員長報告、質疑、表決) 第7 議会運営に関する調査について               (委員長報告、質疑、表決) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 家 敷 誠 貴 君         2番 古 川 和 幸 君     3番 谷 村 一 成 君         4番 中 野 得 雄 君     5番 大 辻 菊 美 君         6番 柳 田   守 君     7番 助 田 要 三 君         8番 金 屋 栄 次 君     9番 柴 沢 太 郎 君        10番 成 川 正 幸 君    11番 高 野 早 苗 君        12番 中 村 裕 一 君    13番 木 島 信 秋 君        14番 辻   靖 雄 君    15番 伊 東 景 治 君        16番 橋 本 文 一 君    17番 辻   泰 久 君        18番 新 村 文 幸 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    なし ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長                武 隈 義 一 君   副市長               上 坂 展 弘 君   総務管理部長            魚 谷 八寿裕 君   産業振興部長            高 野   晋 君   都市創造部長            山 本 浩 司 君   防災危機管理統括監総務課長     島 田 恭 宏 君   市民福祉部理事健康増進課長     平 田 千 秋 君   産業振興部次長農業水産課長     平 野 孝 英 君   都市創造部理事上下水道工務課長   廣 木 敏 之 君   会計管理者             高 本   誠 君   総務管理部理事企画情報課長     林   茂 行 君   総務管理部次長財政課長       川 添 礼 子 君   総務課主幹行政係長         吉 田 雅 之 君  市民病院   市民病院事務局長          長 田   等 君   市民病院事務局次長総務課長     池 田 秀 之 君  教育委員会   教育長               中   義 文 君   教育部長              藤 田 信 幸 君   教育委員会事務局次長学校教育課長  小 倉 信 宏 君  監査委員               浦 田 教 順 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   議会事務局長            柳 原 真美代 君   議会事務局次長議事調査課長     佐々木 隆 一 君   議事調査課主幹           宮 崎 香 織 君   主事                南 保 真 也 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開    議   午前10時00分 ○議長(木島信秋君) おはようございます。どなた様もご苦労さまでございます。  定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第1、「議案第66号」及び「議案第67号」、以上、2件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、武隈義一君。                〔市長 武隈義一君登壇〕 ○市長(武隈義一君) 議員各位には、連日、市政上の重要諸案件につきまして、ご審議賜っておりますことに対し、深甚なる敬意を表するものであります。  それでは、ただいま上程となりました議案につきまして、ご説明申し上げます。  議案第66号は、「令和4年度黒部市一般会計補正予算(第4号)」であります。  歳入、歳出それぞれ2億6,950万円を追加し、歳入、歳出それぞれの総額を229億6,792万4千円とするものであります。  それでは、歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。
     歳出予算は、全て総務費の新型コロナウイルス感染症対策費の追加で、2事業について新たに計上するものであります。  一つ目として、新型コロナウイルスワクチン接種について、国から、オミクロン株対応ワクチンなどの接種方針が示されたことに伴い、「新型コロナウイルスワクチン接種事業費」を追加計上しております。  二つ目として、国において、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、1世帯当たり5万円を給付することが決定されたことを受け、「電力・ガス・食品等価格高騰緊急支援給付金事業費」を計上しております。  これらの補正の財源といたしましては、国庫支出金、県支出金及び諸収入を充当することとしております。  次に議案第67号は、「人権擁護委員候補者の推薦について」であります。  本年12月31日をもって任期満了となられます「寺井 魁 委員」の後任として、「黒部市宇奈月町浦山2364番地 澤田 博芳さん 65歳」を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。  以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。              〔市長 武隈義一君自席へ着席〕 ○議長(木島信秋君) 議案の細部説明を聞くため、暫時休憩いたします。  全員協議会を開催しますので、ご関係の方は、第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前10時03分   再  開  午前10時30分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第1の議事を継続いたします。  これより、ただいま議題となっております諸案件のうち「議案第67号」について質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第67号」については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第67号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。  討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、「議案第67号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決いたします。  本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって「議案第67号」は、これを適任と認めることに決しました。  次に、「議案第66号」について質疑を行います。  質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより「議案第66号」について、委員会付託を行います。  ただいま議題となっております「議案第66号」は、お手元に配付してあります「議案付託表」のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  各常任委員会開催のため、暫時休憩いたします。  総務文教委員会に出席される方は、第1委員会室へ、生活環境委員会に出席される方は、第2委員会室へそれぞれお集まり願います。   休  憩  午前10時32分   再  開  午前10時55分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第2、「議案第58号から議案第66号まで」、以上、9件を一括議題といたします。  本9件を付託した各委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総務文教委員長の報告を求めます。  総務文教委員長柴沢太郎君。             〔総務文教委員長 柴沢太郎君登壇〕 ○総務文教委員長柴沢太郎君) 本委員会に付託されております、「議案第58号中の所管部分」、「議案第61号」、「議案第62号」及び「議案第66号の所管部分」以上、4件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  「議案第58号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第3号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  「議案第61号 黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第62号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第66号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第4号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔総務文教委員長 柴沢太郎君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、生活環境委員長の報告を求めます。  生活環境委員長伊東景治君。             〔生活環境委員長 伊東景治君登壇〕 ○生活環境委員長伊東景治君) 本委員会に付託されております、「議案第58号中の所管部分」、「議案第60号」、「議案第64号」及び「議案第66号中の所管部分」、以上、4件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第58号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第3号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  「議案第60号 黒部市病院事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第64号 黒部市重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第66号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第4号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔生活環境委員長 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長、柳田 守君。             〔産業建設委員長 柳田 守君登壇〕 ○産業建設委員長(柳田 守君) 本委員会に付託されております、「議案第58号中の所管部分」、「議案第59号」、「議案第63号」及び「議案第65号」、以上4件について、慎重に審査を行いましたので、その結果について、ご報告申し上げます。  「議案第58号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第3号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  「議案第59号 令和4年度 黒部市牧場事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第63号 黒部市営駐車場条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第65号 黒部市道吉田4号線整備事業に伴うあいの風とやま鉄道線黒部生地間吉田踏切新設工事委託に関する基本協定の締結について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔産業建設委員長 柳田 守君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論はありませんか。               〔15番 伊東景治君挙手〕 ○議長(木島信秋君) 伊東景治君。               〔15番 伊東景治君登壇〕 ○15番(伊東景治君) 私は、議案第58号から議案第66号に対して自民同志会、龍の会、公明党、自民クラブを代表して賛成の立場から討論いたします。  今定例会の議案も新型ウイルス感染症対策が中心でありました。議案第58号と議案第66号を合わせ、補正額7億6,612万5千円のうち5億8,648万2千円がコロナ関連の予算であります。  議案第58号は、小学生及び中学生のインフルエンザ予防接種について、接種1回あたり3,000円を上限に助成する事業が計上されております。  新型コロナウイルスワクチン接種との接種時期や副反応、安全性の情報などを適切に発信して、接種の促進に努めていただくことを要望いたします。  また、新型コロナウイルスのワクチンでは、オミクロン株に対応したワクチン接種事業が計上されており、爆発的な感染が収束に向かうよう期待したいものであります。  コロナ関連以外では、労働福祉推進費として、市長の公約である「実践型インターンシップ事業」が計上されています。将来の交流人口や就職定住者の拡大を目的にしたものであり、従来のインターンシップとの違いや効果など評価項目をしっかり設定し、人口減少対策のツールとなるよう期待いたします。  また、観光振興事業として黒部ルート開放宇奈月温泉開湯100周年に向けた誘客プロモーション事業費に1,300万円計上されています。ぜひ観光客の誘致に繋げてほしいものであります。  また、生産指導対策費として、野菜等配送社会実験費が計上されています。KOKOくろべの開設に伴い、今まで野菜生産者が利用していたJAくろべアグリプラザ東店が閉店されたことにより、KOKOくろべへの出荷が難しくなったため、KOKOくろべの1次集積場として改めて利用するための試験的な予算であります。野菜生産者KOKOくろべがWIN-WINとなるよう期待したいものであります。  このように、コロナ対策、観光振興、人口減少対策等、本市にとって重要な予算が計上されており、今回上程された議案が速やかに執行されるように議員各位には賛成していただきますようお願いし、賛成討論といたします。以上です。              〔15番 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。
     議題のうち、まず、「議案第61号 黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立多数であります。  よって、「議案第61号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第62号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」、「議案第63号 黒部市営駐車場条例の一部改正について」及び「議案第64号 黒部市重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」、以上3件を一括して採決いたします。  本3件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって「議案第62号から議案第64号まで」以上、3件は原案のとおり可決されました。  次に、「議案第58号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第3号)」を、起立により採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立全員であります。  よって、「議案第58号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第59号 令和4年度黒部市牧場事業特別会計補正予算(第1号)」及び「議案第60号 令和4年度黒部市病院事業会計補正予算(第1号)」、以上、2件を一括して採決いたします。  本2件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第59号及び議案第60号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第66号 令和4年度黒部市一般会計補正予算(第4号)」を起立により採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立全員であります。  よって、「議案第66号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第65号 黒部市道吉田4号線整備事業に伴うあいの風とやま鉄道線黒部生地間吉田踏切新設工事委託に関する基本協定の締結について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第65号」は原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第3、「認定第1号から認定第11号まで」、令和3年度各会計決算11件を一括議題といたします。  本11件を付託した決算特別委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。決算特別委員長、新村文幸君。             〔決算特別委員長 新村文幸君登壇〕 ○決算特別委員長(新村文幸君) 本委員会に付託されております、「認定第1号から認定第11号まで」、以上、11件について、審査の結果をご報告申し上げます。  9月14日、本特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行った結果、委員長に私が、副委員長に柳田 守君が選任されたのであります。  次に、本特別委員会を9月21日、22日、26日及び27日の午前9時から、延べ4日間にわたり開催し、付託された令和3年度一般会計決算他特別会計6件、企業会計4件の計11件の各会計決算の内容等について、当局から主要施策とその成果等の説明を受け、健全な行財政運営の維持と事業に係る費用対効果、さらには市勢の発展と市民福祉の向上に資する的確な執行について、慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。  それでは、各会計決算の認定について審査の結果を申し上げますが、その前に、審査において次年度以降の予算編成及びその執行について当局に留意いただきたい主な内容をご報告申し上げます。  その内容といたしましては、第1点、「歳入確保の取組みについて」であります。本市の市税収入については、77億9,756万円で前年度に比べ1億8,977万円、率にして2.4%の減となったところであり、また、翌年度に繰り越される滞納額が、現年度課税分と滞納繰越分を合わせて1億4,247万7千円、不納欠損額が1,084万4千円と、いずれも前年度より減少しているものの、依然高額で推移しております。さらには、各特別会計・企業会計においても多額の滞納額が生じております。  長引く新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今後も市税収入の減少が見込まれることから、税負担の公平の観点からも、引き続き収納率の向上に努めていただくとともに、ふるさと納税の取組み強化や、未利用財産の売却等、あらゆる観点から歳入確保に向けた取組みを望むものであります。  第2点、「ウィズコロナ・アフターコロナを前提とした行政サービスの充実と健全財政の推進について」であります。  今後、本格的な人口減少・少子高齢化の進行に加えて、いまだ新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、本市における財政状況はこれまでになく厳しいものになると考えられます。コロナ禍にあっても、創意工夫により、誰もが安心して心豊かに暮らせる魅力ある「黒部市」の創造に向けた各種施策の推進が必要であり、ウィズコロナ・アフターコロナを前提とした行政サービスの充実により、市民ニーズに迅速かつ的確に応えるとともに、これまで以上に、総合的、戦略的な財政運営を望むものであります。  第3点、「市民の安全・安心の確保を第一義とした行政運営について」であります。  一般会計については、実質収支で9億1,408万5千円の黒字決算であり、標準財政規模135億6,098万3千円の6.7%に相当し、標準といわれる3%から5%の範囲内を超えております。  一方、地区要望の予算化状況をみても、各地区が抱える、安全で快適な生活環境の確保に係る課題への対応が十分であるとは言えない状況であります。多額の黒字を出すことよりも適正に予算編成を行ったうえで、有効に予算執行し、市民の安全・安心の確保を第一義とした行政運営を強く望むものであります。  それでは、審査の結果を申し上げます。  「認定第1号 令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第2号 令和3年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第3号 令和3年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第4号 令和3年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第5号 令和3年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第6号 令和3年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第7号 令和3年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第8号 令和3年度黒部市病院事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第9号 令和3年度黒部市水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第10号 令和3年度黒部市簡易水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第11号 令和3年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  以上、「認定第1号から認定第11号まで」の各会計決算11件について、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。  なお、当局には、本委員会で出た意見、要望等について十分ご留意いただき、市民の安全・安心の確保を第一義に、市民一人ひとりの幸せのため、市民ニーズを的確に把握され、スピード感をもって取り組まれるとともに、市民にとって真に必要な対策を講じることができる令和5年度予算を編成いただくようお願い申し上げます。            〔決算特別委員長 新村文幸君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  16番、橋本文一君。               〔16番 橋本文一君登壇〕 ○16番(橋本文一君) 私は、「認定第1号 令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第5号 令和3年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第11号 令和3年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」以上、3件について反対し、その他全ての認定について賛成するものであります。  「認定第1号 令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」の主だったもの4点について意見を述べます。  まずはじめに、歳出第6款、農林水産業費、第1項、農業費、4目、畜産費の中の、黒部名水ポークネームアップ補助事業についてであります。  黒部名水ポークは、市内外の皆さまからたいへん美味しいと評判の豚肉です。しかし、飼育環境が悪く、荻生地区、三日市地区、大布施地区の住民から長年にわたり酷い悪臭が発生しているとの苦情が多く寄せられております。当局は、養豚業者と解決にあたり、快適な生活環境を求める住民の声に応えるべきであります。  歳出第6款、農林水産業費、第1項、農業費、6目、農業施設管理費の中の、宇奈月ビール株式会社の貸付金についてであります。  私はこれまでも宇奈月ビール株式会社の貸付5,100万円について述べてまいりました。約束では毎年500万円の返済を行うとのことでありましたが、返済額が本計画に到底及んでおりません。このままでは全額返済には51年もかかることになります。このようなことで、市民の皆さんは納得はしません。  歳出第8款、土木費、第2項、道路橋梁費、2目、道路橋梁維持管理費の中の、道路維持管理補修工事費3,960万円についてであります。  毎年、各地から生活道路の安全対策やアスファルト舗装、白線の引き直し等が要望として出ておりますが、あまりにも予算が低く、住民の要望に全く応えられていません。増額すべきであります。  第4項、都市計画費、2目、交通安全環境整備費の中の、黒部宇奈月温泉駅周辺維持管理費、施設用地借地料についてであります。  駅周辺の施設、借用地が3年度決算では、面積で約8,390㎡、金額にして約350万円の借用地8筆があります。当時の価格で約1億4,400万円と伺っております。新幹線が開業して8年になります。果たして市民の皆さんは新幹線駅周辺に借用地がこんなにたくさんあることを知っておられるのでしょうか。以前にも述べてまいりましたが、今後、路線価格も上がり、固定資産税も上がっていきます。昨年の決算特別委員会では他の委員からも借用地について解決すべきとの意見がありました。当局の借用地への考えが全く見えてまいりません。  令和3年度一般会計では約9億円の黒字決算でありました。9億円もあればもう少し地区要望等に応えることが出来たのではないかと思います。  続きまして、「認定第6号 令和3年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」であります。  懸案であったソロパワージャパン社の違約金が全て回収されたことは評価するものであります。しかし、3年度決算では金額にして約4億円の未売却地があります。売却が長期に渡ると維持管理費が嵩み、市民の負担が増えます。早く売却を求めるものであります。  最後に、「認定第11号 令和3年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」であります。  下水道事業において、公共桝が設置されているのは、1万1,863か所だと伺っております。そのうち、下水道への加入戸数は、1万232戸で公共桝が設置されていても下水道への未加入戸数は1,631戸であります。下水道事業は企業会計であります。私は全てとは言いませんが、各年度の新規加入目標、戸数と金額を予算化すべきであります。  以上、私の指摘した事業はいずれも市民の皆さんの血税で行われていることを忘れないでください。なお、決算特別委員会で出された意見や要望が次年度予算に反映し住民の要望に少しでも応えられることが出来る予算になることを期待いたしまして、私の議員最後の討論といたします。ありがとうございました。              〔16番 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論はありませんか。  15番、伊東景治君。               〔15番 伊東景治君登壇〕 ○15番(伊東景治君) どなた様もご苦労さまです。私は認定第1号から認定第11号まで、令和3年度決算認定に関するすべての議案に対して、自民同志会、龍の会、公明党、自民クラブを代表して賛成の立場から討論を行います。  令和3年度は、黒部市が平成18年3月31日に合併して15周年を迎えた記念の年であり、1年延期された東京オリンピック・パラリンピックが開催された年でありました。その関連事業として、市制施行15周年記念事業や東京オリンピック・パラリンピック記念健康ステップアップ事業など、重点事業として多数計画されておりました。しかしながら、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に翻弄された1年でありました。カーター記念黒部名水マラソン、東京オリンピックホストタウン事前キャンプ、聖火リレー、大相撲黒部場所、市民体育大会、黒部踊り街流しなど、残念ながら多くの事業が中止、変更あるいは延期となったのであります。  財政面では、決算額が一般会計で252億7,813万1千円、一般会計と特別会計を合わせますと、305億7,906万3千円、病院事業は126億1,094万9千円、水道事業は17億5,292万3千円、簡易水道事業2億5,039万9千円、下水道事業は37億1,684万2千円。非常に大きな財政規模にあって、実質公債費比率は10.9ポイントと0.9ポイント改善され、新型コロナ関連の補正予算への迅速な対応など予算執行にあたって努力の跡が読み取れました。  コロナ禍にあって、道の駅「KOKOくろべ」、(仮称)くろべ市民交流センターなどの大型整備事業、石田こども園移転や、大布施保育所の整備事業、防災行政無線デジタル化整備事業など着実に事業が進められました。  一方、新型コロナウイルス感染対策にかかる決算では、国・県・市の主体事業は全体で70事業、決算総額は20億2,467万円でありました。令和2年度の約52億と比べ減少はしましたが、学校や公共施設の空調設備やトイレの洋式化、子育て世代への生活支援、ICTデジタル化教育など、コロナ禍での機を得た事業対応が行われました。  病院事業においては、新川地域の基幹病院としてコロナ対応病床の確保、発熱外来の設置、診察PCR検査、ワクチン接種など新型コロナ感染症への厳しい要求に対応されました。  令和3年度はコロナにより受診控えの傾向が弱まり、外来患者が増加し入院収益が増えるなど、総収益124億856万8千円、総費用で117億8,255万7千円で、6億2,601万1千円の黒字でありました。  基幹病院として機器や設備の改良・更新は必要と考えますが、一般会計からの繰入れを考慮し、経営健全化に努められることを要望いたします。他の事業会計や特別会計においても繰入金に頼らない事業経営に努められることを要望するものであります。
     今年開業した道の駅「KOKOくろべ」、来年の宇奈月温泉開湯100周年、再来年の黒部宇奈月キャニオンルートの開通などが予定されており、観光資源の開発や掘り起こし、人的交流の活発化などに期待したいものであります。  行政と市民が一体となり協働の精神で市政運営に取り組むことを期待し、認定第1号から認定第11号に賛成し、討論といたします。以上です。              〔15番 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ほかに討論はありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、「認定第1号 令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、10件を採決いたします。  議題のうち、まず、「認定第1号 令和3年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立多数であります。よって、「認定第1号」は認定することに決しました。  次に、「認定第2号 令和3年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 令和3年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び「認定第4号 令和3年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、以上、3件を一括して採決いたします。  本3件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「認定第2号から認定第4号」まで、以上、3件は認定することに決しました。  次に、「認定第5号 令和3年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立多数であります。  よって、「認定第5号」は認定することに決しました。  次に、「認定第6号 令和3年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第7号 黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第8号 令和3年度黒部市病院事業会計決算の認定について」、「認定第9号 令和3年度黒部市水道事業会計決算の認定について」、及び「認定第10号 令和3年度黒部市簡易水道事業会計決算の認定について」、以上、5件を一括して採決いたします。  本5件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「認定第6号から認定第10号」まで、以上、5件は認定することに決しました。  次に、「認定第11号 令和3年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立多数であります。  よって、「認定11号」は認定することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第4、「請願第1号」を議題といたします。  本件を付託した総務文教委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  総務文教委員長柴沢太郎君。             〔総務文教委員長 柴沢太郎君登壇〕 ○総務文教委員長柴沢太郎君) 本委員会に付託されております、「請願第1号」について、まず、審査の経過からご報告申し上げます。  この請願につきましては、先の6月定例会において示した理由で、議会閉会中の継続審査としており、その後、8月18日開催の本委員会では、参考人招致を行い、「請願第1号」に係る消費税インボイス制度についての概要及び状況について説明を受けたところであります。  次に、9月15日に委員会を開催し、「請願第1号」について再度、協議を行ったのであります。  それでは、審査の結果を申し上げます。  「請願第1号 消費税インボイス制度の実施中止を求める請願」については、慎重に審査した結果、不採択とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔総務文教委員長 柴沢太郎君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  「請願第1号 消費税インボイス制度の実施中止を求める請願」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「不採択」でありますが、「請願第1号」を「採択」とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立少数であります。  よって、「請願第1号」は、不採択とすることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第5、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第6、「観光振興及び交流人口増加による都市活性化について」、「デジタル社会への調査検討について」及び「議会改革に関わる事項について」、以上3件を一括議題といたします。  本3件を付託した各特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、観光・都市活性化振興特別委員長の報告を求めます。観光・都市活性化振興特別委員長、辻 泰久君。         〔観光・都市活性化振興特別委員長 辻 泰久君登壇〕 ○観光・都市活性化振興特別委員長(辻 泰久君) 本特別委員会に付託されております、「観光振興及び交流人口増加による都市活性化について」ご報告申し上げます。  まず、7月25日、本委員会による、黒部峡谷欅平と黒部ダムを結ぶ通称「黒部ルート」の、関西電力株式会社が行う安全対策工事の進捗状況を確認するため、現地視察を実施いたしました。  その概要を申し上げますと、2024年の一般開放に向けて、トンネル内のモルタル吹付けやロックボルトの補強等、安全対策工事はおおむね順調に進んでいること、また、乗客を安全に輸送するため、軌道車両を更新する予定であることや非常口等の安全対策にも取り組んでいることを確認したのであります。  次に、9月16日、本委員会を開催し、まず、市長から所管事項に係るこれまでの経過報告を受けた後、当局から道の駅「KOKOくろべ」について、これまでの入場者数や売り上げの実績、今後の課題と対応及び、温浴施設の進捗状況について説明を受けたのであります。  続いて、北陸新幹線が開業して7年が経過し、当局から黒部宇奈月温泉駅周辺施設の整備状況について、これまでの経緯と経過の説明を受けたのであります。  また、当局から黒部ルート一般開放・旅行商品化に向けての取組状況の説明を受けたのであります。  その後、当局と所管事項における今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。  付託された審査事項のうち、道の駅「KOKOくろべ」については、開業より来場者数、売上高において順調に推移していることから、今後も地元のみならず、県内外の方から親しまれる交流拠点となるよう、課題や要望に丁寧に耳を傾けながら、指定管理者とともに工夫を凝らすこと。  長年待ち望んでいた黒部ルートの一般開放については、交流人口の増加が見込まれることから、その玄関口として当市の観光資源のさらなるブラッシュアップを行うとともに、県内他地域との連携を深め、周遊型・滞在型観光の効果的な魅力発信に一層努めること、等の意見が出されたことを申し添えます。  その結果、本市における観光振興及び交流人口増加による都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。       〔観光・都市活性化振興特別委員長 辻 泰久君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、デジタル化推進特別委員長の報告を求めます。  デジタル化推進特別委員長、柴沢太郎君。           〔デジタル化推進特別委員長 柴沢太郎君登壇〕 ○デジタル化推進特別委員長(柴沢太郎君) 本特別委員会に付託されております、「デジタル社会への調査検討について」ご報告申し上げます。  去る7月19日に本特別委員会を開催し、黒部市議会のデジタル化を推し進めるため、タブレット端末を活用した会議資料のペーパーレス化に向けて、タブレット端末の機種、タブレット端末の調達方法、タブレット端末の通信方法及びペーパーレス会議システムについて再度検討、協議したのであります。  次に、8月3日、魚津市役所において、「LINE事業」について行政視察を実施いたしました。  その概要を申しますと、令和3年4月から運用を開始している「魚津市LINE公式アカウント」についての取組状況、LINE上で完結するマイナンバーカードを利用した各種行政手続きのオンライン申請などについて説明を受けたのであります。  9月20日、本特別委員会を開催し、当局から所管事項に係る経過報告を受け、その後当局から黒部市のデジタル化についての現状と今後の取り組みについて報告を受けたのであります。  その概要を申しますと、国の「自治体DX推進計画」に定める重点事項の取組状況について報告を受けたのであります。  また、タブレット端末を活用した会議資料のペーパーレス化に向けて、今までの協議内容を確認したのであります。  あわせて、政務活動費におけるiPad等の情報収集用機器の購入費及び通信費に関する取扱いについて協議したのであります。  その結果、本市におけるデジタル社会への調査検討について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
            〔デジタル化推進特別委員長 柴沢太郎君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、議会改革特別委員長の報告を求めます。  議会改革特別委員長、谷村一成君。            〔議会改革特別委員長 谷村一成君登壇〕 ○議会改革特別委員長(谷村一成君) 本特別委員会に付託されております、「議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。  今任期中に、本特別委員会として、一定の結論を出すこととしておりました諸課題について、その協議結果をご報告いたします。  まず、常任委員会及び予算・決算特別委員会のあり方については、現行どおりか再編すべきか議論を重ねた結果、現行の3つの常任委員会を維持したうえで、委員会の審査の充実及び委員会活動の活性化を図ることとし、今定例会初日において、常任委員会の所属及び常任委員会定数に係る黒部市議会委員会条例の一部改正について、本特別委員会提出議案が全会一致で可決されたのであります。  次に、議会選出の監査委員については、継続すべきか廃止すべきか議論を重ねた結果、意見の合意には至らなかったものの、継続及び廃止それぞれの利点と課題について議論を尽くし、相互の意見を共有したのであります。  次に、通年議会については、制度及び他市議会の先行事例を参考に、検討・議論を重ねた結果、通年議会のメリット及びデメリットを踏まえたうえで、引き続き検討が必要であることを確認したのであります。  次に、議会のデジタル化推進については、デジタル化推進特別委員会で調査・検討を進めておりますタブレット端末を活用した会議のペーパーレス化について、導入に係る基本方針等を協議・確認したのであります。  次に、政務活動費の取扱いについては、その運用基準等について議論を重ね、交付方法や、調査研究費及び資料購入費等に係る使途基準の見直しを図ることとしたのであります。  本特別委員会では、「議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。           〔議会改革特別委員長 谷村一成君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの、各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本3件に対する各委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。  各委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、本3件は付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第7、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長、新村文幸君。             〔議会運営委員長 新村文幸君登壇〕 ○議会運営委員長(新村文幸君) 本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。  本委員会は、7月15日に開催し、7月臨時会の市長提出議案5件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。  次に、7月21日に開催し、9月定例会の会期及び会議日程について、並びに決算特別委員会の設置と日程等について協議したのであります。  また、新個人情報保護法施行に伴う議会の個人情報保護の対応について協議いたしました。  次に、8月26日に開催し、9月定例会の市長提出議案8件、令和3年度各会計決算の認定について11件、及び報告3件の説明を受けた後、その付託委員会について協議するとともに、議員提出議案1件の取扱いについて協議したのであります。  加えて、映画上映会開催に伴う後援依頼の取扱いについて協議いたしました。  次に、本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案2件の説明を受けた後、その付託委員会を含む取扱いについて協議したのであります。  以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。           〔議会運営委員長 新村文幸君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  市長からご挨拶があります。  市長、武隈義一君。                〔市長 武隈義一君登壇〕 ○市長(武隈義一君) 市議会9月定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位には、今月5日から本日まで25日間にわたり開会されました今定例会におきまして、本会議、委員会等を通じ、予算・条例・その他案件及び令和3年度各決算につきまして、慎重かつ熱心なご議論を賜り、議了、ご承認いただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。  ご承認を賜りました補正予算につきましては、早期の執行に努めてまいりますとともに、審議の中で賜りましたご意見、ご要望等につきましては調査検討の上、適切に対処してまいります。  はじめに、今議会中に発生した台風災害について申し上げます。今定例会中の18日から20日にかけ、非常に強い勢力の台風14号が日本列島を縦断し、九州地方を中心に大きな被害をもたらしました。また、23日から24日にかけては、台風15号が近畿から東海、また関東地方に接近したところであり、静岡県内において大雨災害をもたらしました。台風14号にあっては、20日未明にかけ県内に最接近したところであり、本市におきましても19日から20日にかけ、暴風警報及び波浪警報が発表されたところであります。  今回の台風接近に備え、本市といたしましては、富山地方気象台による台風情報の説明会への参加や、情報収集、避難所開設に向けた事前準備等に加え、9月20日の小中学校の臨時休校を決定するなど、その対応にあたったところであります。  幸い、この台風による大きな被害状況は確認されず、安堵しているところでありますが、引き続き、安全・安心な市民生活の確立に向け取り組んでまいりますとともに、台風による災害により被災された皆さまに対し、心からのお見舞いと早期の復旧を祈念するものであります。  次に、スポーツについて申し上げます。去る9月24日から25日にかけ、中ノ口緑地公園運動広場において、第1回インドカップin黒部アーチェリー大会を開催いたしました。  この大会は、東京2020オリンピックホストタウン記念事業として、また日印国交樹立70周年記念事業として開催されたところであり、インドアーチェリーチーム代表の4選手をはじめ、総勢100名の選手が参加されました。開会式において、サンジェイ・クマール・ヴァルマ駐日インド大使からは、「スポーツには人と人をつなぐ力があり、このイベントを契機として、両国の交流がますます盛んになることを願う」とのお言葉をいただいたところであり、本市といたしましても引き続き様々な機会を捉え、スポーツをはじめ、様々な分野においてインドとの親善交流の深化に努めてまいりたいと考えております。  さて、今議会は議員各位にとりまして任期最後の定例会でありましたが、この4年間は平成30年度にスタートした第2次黒部市総合振興計画前期基本計画のもと、本市の更なる飛躍発展を図るため、各種施策の推進と展開を図る重要な時期でありました。その一例を挙げれば、道の駅「KOKOくろべ」や(仮称)くろべ市民交流センターの整備をはじめ、防災行政無線のデジタル化、東布施地区防災コミュニティセンターの整備に加え、ICTデジタル化教育推進事業などの小中学校の環境改善、また、清明・明峰中学校とそれぞれの統合を図ることができました。  一方で、令和2年初頭から世界的なまん延に至った新型コロナウイルス感染症は、近年において私たちが経験することがなかった事象となり、本市施策の展開においても様々な影響等を受けることとなりました。この事態にあたり、市議会におかれましては、令和2年5月に全議員をもって「新型コロナウイルス感染症対策特別委員会」を組織され、市民生活に必要となる各種感染症対策事業等の早期実現に向け、鋭意取り組まれたところであります。この4年間は本市の更なる飛躍発展への礎を築くだけでなく、コロナ禍にあってまさに本市が一丸となって各種課題に取り組みつつ、一つひとつの成果を積み重ねることのできた4年間であると考えております。  このほか、議員各位には行政だけでは把握できない地域の課題を把握していただき、議会をはじめ、様々な機会を通じて問題提起をしていただくことで市民の安全・安心な暮らし、市民生活の向上に繋がったものと考えております。  今後とも、議会の皆さまと我々行政が車の両輪として市民のために力を尽くしてまいりたいと考えております。  議員各位には、改めましてこの間のご苦労、また、ご尽力に対し深甚なる敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げる次第であります。  結びに、酷暑残暑から季節は巡り、虫の音が涼やかに秋を感じさせてくれる時期となりました。季節の変わり目において急激な気温の変化で夏の疲れが出る時期でもございます。議員各位におかれましては、健康には十分ご留意の上、今後益々のご活躍をご祈念申し上げまして閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。              〔市長 武隈義一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) これをもって、令和4年第5回黒部市議会9月定例会を閉会いたします。   閉   会  午後12時09分  上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。                       黒部市議会議長    木 島 信 秋                      黒部市議会副議長    成 川 正 幸                          署名議員    中 野 得 雄                          署名議員    大 辻 菊 美...